フジイ、ケンゾー、タケハルとも南砺市福野出身。
ビートルズを愛してやまないフジイ(Vo,Gt)がケンゾー(Perc,Cho)らを誘い、結成。
当初はエレキなセットのロックバンドだった。
その後メンバーが増え、バンドとしての充実をみたものの長くは続かず、音楽性のギャップ、メンバーの私的事情などから、やがて、バンドはひとりユニット状態に。
数年後、ある音楽イベントをきっかけに、タケハル(Vn、Cho)との2人ユニットとして再生し、この形態でしばらく活動。
そこへケンゾーが再び合流し、現在のアコースティック・スリーピースバンドとしてのトロッコが誕生した。
長く歌い継がれてきたおなじみの民謡。「こきりこ節」 ある日、ギターとパーカッション、ドラムが出合った。 そして、これまで誰も聴いたことがない「こきりこ」が生まれた。 ワクワクする躍動感と高揚感を聴いてください!

越中・五箇山を中心に、大化改新頃より田楽として、伝承されている民謡です。七寸五分(約23cm)に切った竹を両手に一本ずつ指先でつまみ、回しながら打ち鳴らして踊り歌う。中世頃から使用された。五箇山の『こきりこ節』では「こきりこの竹は七寸五分じゃ」と明確に歌われている。『こきりこ節』の伴奏に用いられる民俗楽器には他に「ささら」があります。美しい陰音階の旋律は日本の懐かしい風景の残る富山県にとって大きな遺産といえます。

それぞれが仕事を持つ社会人である「トロッコ」メンバー。 彼らを影で支えるステキなマネージャー! ライブになれば、彼らの画像をバシバシ撮影し、動画もしっかり記録に残します。 お写真をいただけなかったので、秘密な感じで紹介です。
スタジオは倉庫を改装しての収録でした。
収録は誰もが寝静まった深夜が多く、外を車がびゅーんと走れば、雑音が入って撮り直しという、まったくの手作りのCDです。だからこそ、温かみがあるのです。
アルバムジャケットは南砺市在住画家、森河真由美さんのエッチングです。


トロッコのメンバーは、「こきりこ」を南砺市福野の遺産、名物楽曲として、今一度、世界に売り出したいと考えています。
いろいろなジャンルの音楽家が集まって、五箇山の里で、ショパンコンクールならぬ、「こきりこコンクール」が開催できればいいと熱い思いを抱えています!五箇山に多種多様の新しい「こきりこ」が響きわたることを思うだけでワクワクしてきます!!
南砺市福野地区は慶安3年阿曾三右衛門の手によって町立てが行われ、本年開町360年を迎えました。
春は夜高太鼓の勇壮な行灯が響く中、「ヨイヤサ ヨイヤサ」と、若衆たちの勇ましい掛け声で始まり、夏の暑さより熱い「スキヤキ」で音楽を通しての異文化理解と新しい文化の創造発信!
恵の秋には、里いもの収穫を喜ぶ里いもまつり、あでやかな菊の花を愛でる菊まつりがあります。